エネルギー環境システム専攻・量子理工学専攻 大学院修士課程入試情報

大学院修士課程入試(第2次) (令和2年4月入学. 令和2年2月実施)



掲載(2019.11.21)

正式な内容については募集要項を必ず参照してください.
また,他大学を卒業あるいは卒業見込みの学生は,
事前に下記問い合わせ先および配属希望研究室に連絡をして下さい.
  1. 募集単位・試験区分
  2. 学科試験
    1. 応用量子科学系研究室群
      科目 内容(キーワード)
      外国語 外部試験スコアシートによる評価
      筆答試験1
      • 応用数学:
        • 常微分方程式(曲線群,1階微分方程式,線形微分方程式)
        • ベクトル解析(ベクトル場とスカラー場の微分と積分,ストークスの定理,ガウスの定理)
        • 複素関数(写像,正則関数とその特性,ローラン展開,複素積分と留数定理および実績分への応用)
        • ラプラス変換とフーリエ解析(フーリエ級数展開,フーリエ変換,ラプラス変換,微分方程式への応用)
        • 偏微分方程式(定数係数線形偏微分方程式の初期値・境界値問題)
      筆答試験2 ※ 電磁気学 (3問),材料科学 (3問),原子物理・原子炉工学 (3問) の計9問から3問を選択
      • 電磁気学:
        電界と電位,ガウスの法則,ポアソン方程式,誘電分極,静電誘導と静電容量, 静電界における境界条件,準定常電流界,オームの法則とジュールの法則, アンペアの法則,ビオ-サバールの法則,ベクトルポテンシャル, インダクタンス,電磁誘導とファラデーの法則,ローレンツ力, 電磁界のエネルギー,変位電流,マックスウエルの方程式, ポインティングベクトル,平面電磁波およびその伝搬
      • 材料科学:
        原子構造,結合状態,結晶構造,面間隔,ブラッグ条件, ミラー指数,エネルギーバンド,フェルミ準位,半導体,太陽電池, 欠陥,転位,拡散,Fickの法則,相律,固溶体,合金, 冷却曲線,凝固組織,2成分系状態図,天秤の法則,共晶,包晶
      • 原子物理・原子炉工学:
        • 原子物理:
          原子の構造,原子核の構造,原子核の壊変,核反応と核分裂, 放射線の種類と基本的性質,電子線と物質の相互作用, 電磁放射線と物質の相互作用,重荷電粒子線と物質の相互作用, 中性子線と物質の相互作用
        • 原子炉工学:
          六因子公式,中性子拡散方程式,バックリング,中性子の減速, 原子炉の動特性, 伝熱工学(定常・非定常熱伝導,対流熱伝達,熱通過,放射伝熱), 熱力学(蒸気の性質,蒸気サイクル,ガスサイクル)
      口頭試問

  3. 研究室配属について
    各試験区分内における研究室の志望順位,および入学試験の成績に基づき, 配属研究室を決定しますが,上記の応用量子科学系研究室群の※が付されている研究室は, 配属できない場合がありますので, あらかじめ,志望研究室の教員に確認を取って下さい。
    また,他大学からの志願者は志望する研究室に必ず事前に連絡して下さい.

■ 問い合わせ先:
 各専攻長・機械知能工学科学科長
  e-mail: mech@mech-hm.eng.hokudai.ac.jp